RAID レベル | ドライブ数 | ICH8M | ICH9R ICH9DH ICH9DO |
ICH9M | ICH9M-E | ICH10R ICH10D ICH10DO |
復元 | 2 (マスターと復元) |
はい | はい | はい | はい | はい |
RAID レベル
|
ドライブ数 | ESB2 | ICH7R ICH7DH |
ICH7MDH ICH7M |
ICH8R ICH8DH ICH8DO |
ICH8M-E | ICH8M | ICH9R ICH9DH ICH9DO |
ICH9M ICH9M-E |
ICH10R ICH10D ICH10DO |
RAID 0 | 2 | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい |
RAID 0 | 3 または 4 | はい | はい | いいえ | はい | いいえ | いいえ | はい | いいえ | はい |
RAID 0 | 5 または 6 | はい | いいえ | いいえ | いいえ | いいえ | いいえ | はい | いいえ | はい |
RAID 1 | 2 | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい |
RAID 5 | 3 または 4 | はい | はい | いいえ | はい | いいえ | いいえ | はい | いいえ | はい |
RAID 5 | 5 または 6 | はい | いいえ | いいえ | いいえ | いいえ | いいえ | はい | いいえ | はい |
RAID 10 | 4 | はい | はい | いいえ | はい | いいえ | いいえ | はい | いいえ | はい |
ストライプサイズ | 説明 | RAID レベル |
4 KB | 4KB のストリップを必要とする特定使用モデルに最適 | RAID 0、10 |
8 KB | 8KB のストリップを必要とする特定使用モデルに最適 | RAID 0、10 |
16 KB | 連続転送に最適 | RAID 0、5、10 |
32 KB | 連続転送に良 | RAID 0、5、10 |
64 KB | 汎用ストリップサイズ (RAID 5 と 10 のデフォルト) | RAID 0、5、10 |
128 KB | ほとんどのデスクトップとワークステーションで最高のパフォーマンス (RAID 0 のデフォルト) | RAID 0、5 |
機能 | 説明 |
Intel® Matrix RAID Technology | 1 つのアレイ内で 2 つまでの独立 RAID ボリュームを作成、管理、使用します。それぞれ 2 台のハードドライブを持つ、3 つまでの互いに独立した RAID アレイを、6 つあるシリアル ATA ポートのいずれかに作成します。 |
RAID レベルの移行 | RAID 0、1、10 から RAID 5 へ移行します。 |
RAID ボリューム容量の拡張 | RAID 0、RAID 1、RAID 5、または RAID 10 ボリューム上の使用可能なアレイ 領域を 100% 利用するか、あるいは RAID 0 または RAID 5 ボリュームに 1 台以上ハードドライブを追加することによって、ボリュームのデータ ストレージ容量を増やします。 |
RAID スペア | 1 台または複数台のハードドライブを自動再構築用にマークします。 |
RAID ボリュームの確認 | RAID 0、RAID 1、RAID 5、または RAID 10 ボリューム上の不一致や不良データを識別します。 |
RAID ボリュームの確認と修復 | RAID 1、RAID 5、または RAID 10 ボリューム上の不一致や不良データを識別し、修復します。 |
AHCI (Advanced Host Controller Interface) | ネイティブ コマンド キューやネイティブ ホット プラグなど、高度なシリアル ATA 機能を使用します。 |
データの暗号化 | 他人が読めないようにデータを変換します。暗号鍵によって、データ暗号化のレベルと状態を制御します。Intel Matrix Storage Console は、RAID と非 RAID ハードドライブと同様に RAID と復元ボリュームの暗号化ステータスを表示します。 |
ハードドライブのパスワード保護 | パスワードを使用してハードドライブのデータに高度のセキュリティと保護を導入することにより、権限のないユーザのアクセスを拒否し、ハッカーによる侵入を防ぎます。Intel Matrix Storage Console から、ロックされているハードドライブのロック解除も実行できます。 |
大セクター ドライブのサポート | 論理セクター サイズが ½ KB で物理セクター サイズが ½ KB、1 KB、2 KB、または 4 KB のハードドライブをストレージ サブシステムで使用できるようになります。 |
ボリュームのライトバック キャッシュ | より高速にアクセスして RAID ボリュームの操作を最適化するために、頻繁に使用されるデータ セクターを一時的に保存してパフォーマンスを向上させます。 |
パラメータ | 値 |
ステータス | アクティブな移行なし:移行または再構築は行われていません。 |
再構築中:1 つ以上の RAID ボリュームが再構築されています。 | |
ハードドライブの追加中:Intel® Matrix Storage Manager ドライバは、1 つ以上のメンバーを追加し、アレイ内のデータを移行しています。 | |
ハードドライブの置換中:ハードドライブ メンバーでのSMART イベントの結果、1 つ以上の RAID ボリュームがスペアのハードドライブに再構築されています。 | |
初期化中:RAID ボリュームパリティーの初期化中か、RAID ボリューム上のデータの確認中あるいは確認および修復中です。 | |
ハードドライブのデータ キャッシュが有効 | データ キャッシュがアレイ内のすべてのハードドライブに対して有効になっているかどうかを示します。 |
サイズ | アレイの容量をギガバイトで示します。 |
空き領域 | RAID ボリュームにより使用されていないアレイの領域を示します。この領域は、2 番目の RAID ボリュームの作成に使用できます。 |
ハードドライブの数 | アレイの一部になるハードドライブの台数を示します。 |
ハードドライブのメンバー (1, 2, 3, 4, 5, 6) | アレイのメンバーである各ハードドライブの製造元とモデル番号を表示します。 |
ボリューム数 | アレイの RAID ボリュームの数を示します。ボリューム番号が 1 で空き領域がある場合に、2 番目の RAID ボリュームをアレイに作成できます。 |
ボリュームメンバー (1, 2) | アレイの各 RAID ボリューム名を通知します。 |
パラメータ | 値 |
ステータス (RAID ボリューム) |
正常:ボリューム データは完全にアクセス可能です。 |
ロック:RAID ボリュームの一部であるメンバー ドライブがロックされていることと、ロック解除されていることの両方を示します。ボリュームのロック解除を実行するには、右クリック オプションを使用してすべてのロックされているメンバー ドライブをロック解除します。 | |
障害発生:RAID 0 ボリュームでは、これは 1 つ以上のメンバーがないか故障したことを意味します。RAID 1 ボリュームでは、両方のメンバーが故障したことを意味します。RAID 5 または RAID 10 ボリュームでは、これは複数のメンバーがないか故障したことを意味します。注:状況によっては、RAID 10 ボリュームは、2 つのメンバーがないか故障した場合、「劣化」として報告されます。 | |
劣化:RAID 1、RAID 5、および RAID 10 ボリュームのみこの状態になります。これは、1 つのメンバーがないか故障したことを意味します。 | |
SMART イベント:ハードドライブが復元可能なエラーレベルを超えており、SMART イベントが報告されました。 | |
再構築中:RAID 5 および RAID 10 ボリュームのみこの状態になります。これは、データがミラーまたはスペア ドライブにコピーされ、データの冗長性をリストア中であることを意味します。 | |
移行中:データが 2 番目のハードドライブまたはアレイに移行され、RAID ボリュームを作成中であることを示します。 | |
確認中:RAID ボリューム上のデータが確認中であることを示します。 | |
初期化中:RAID ボリュームパリティーの初期化中か、RAID ボリューム上のデータの確認中あるいは確認および修復中です。 | |
ステータス (復元ボリューム) |
ボリュームの作成中:マスター ドライブのデータを復元ドライブにコピーしています。 |
継続更新:マスター ドライブと復元ドライブの両方がシステムに接続されている場合にマスター ドライブのデータが復元ドライブに自動的にコピーされます。継続更新ポリシを無効にするには、ボリュームを右クリックして [ボリュームの更新] を選択し、手動で更新を要求する必要があります。 | |
要求時の更新:ボリュームを右クリックし [ボリュームの更新] を選択して要求した時に、マスター ドライブのデータが復元ドライブにコピーされます。前回の更新処理後の変更のみがコピーされます。 | |
更新:[継続更新] ポリシに設定されている復元ボリュームのみがこのステータスになりえます。復元ドライブのデータは、マスター ドライブのデータと一致します。 | |
更新が必要:[要求時に更新] ポリシに設定されている復元ボリュームのみがこのステータスになりえます。復元ドライブのデータは、マスター ドライブのデータと一致しません。 | |
障害発生:両方のメンバーに障害が発生しました。 | |
ボリュームの更新中:マスター ドライブのデータを復元ドライブにコピーしています。前回の更新処理後の変更のみをコピーしています。 | |
復元中:復元ドライブのデータで、マスター ドライブのすべてのデータを上書きしています。 | |
マスター ドライブ読み取り専用:このオプションを選択すると、Windows エクスプローラ* を使用して、マスター ドライブのファイルに読み取り専用でアクセスできます。 | |
復元ドライブ読み取り専用:このオプションを選択すると、Windows エクスプローラを使用して、復元ドライブのファイルに読み取り専用でアクセスできます。 | |
マスター ドライブの検出不可:復元ボリュームを作成するのに使用したマスター ドライブを検出できません。 | |
復元ドライブの検出不可:復元ボリュームを作成するのに使用した復元ドライブを検出できません。 | |
暗号化ステータス
|
オン:ボリュームが暗号化されており、すべてのメンバー ハードドライブが暗号化されています。注:ある RAID ボリュームの一部になっているすべてのメンバー ハードドライブが、作成時に同じ暗号化ステータスになっていなければなりません。 |
オフ:ボリュームが暗号化されておらず、すべてのメンバー ハードドライブが暗号化されていません。 | |
オフ(ハードドライブ暗号化の混在):ある RAID ボリュームのメンバー ドライブに異なる暗号化ステータスが混在しているので、そのボリュームが暗号化されていないと見なされています。そのボリュームの暗号化ステータスを変更するには、メンバー ハードドライブすべての暗号化ステータスを同一のステータスに変更します。 | |
確認エラー | RAID ボリュームのデータ確認中に検出された不一致の数を報告します。これは、確認プロセスまたは確認および修復プロセスでのみ有効です。 |
メディア エラーを持つブロック | RAID ボリュームのデータ確認中に検出されたメディア エラーのブロック数を報告します。これは、確認プロセスまたは確認および修復プロセスでのみ有効です。 |
システム ボリューム | ボリュームに保護されたオペレーティング システム ファイルが含まれているかどうかを示します。 |
ボリュームのライトバック キャッシュが有効 | ボリュームに対してライトバック キャッシュ機能が有効になっているかどうかを示します。 |
RAID レベル | ボリュームで使用中の RAID レベルを示します。 |
ストライプ サイズ | RAID 0、RAID 5、および RAID 10 ボリューム内の隣接する各データブロックのサイズをキロバイトで示します。 |
サイズ | ボリュームの合計容量をギガバイトで示します。 |
ハードドライブの数 | ボリュームに含まれるハードドライブの台数を示します。 |
ハードドライブのメンバー (1, 2, 3, 4, 5, 6) | RAID 0、RAID 1、RAID 5、および RAID 10 ボリュームでは、ボリュームにより使用される各ハードドライブの製造元およびモデル番号が表示されます。 |
マスター ハードドライブ | 復元ボリュームでは、マスター ドライブの製造元とモデル番号が表示されます。 |
復元ハードドライブ | 復元ボリュームでは、復元ドライブの製造元とモデル番号が表示されます。 |
親アレイ | このボリュームを含むアレイの名前を示します。 |
パラメータ | 値 |
使用 | アレイ メンバー:RAID ボリュームを含むアレイを形成するために、ハードドライブが他のドライブとともにグループ化されています。RAID ボリュームはオペレーティング システムから表示できますが、ドライブ自体は表示されません。 |
アレイ メンバー (マスター):ハードドライブは、復元ボリュームのソース ドライブです。 | |
アレイ メンバー (復元):ハードドライブは、復元ボリュームのターゲットドライブです。 | |
非 RAID ハードドライブ:RAID メタデータを持たず、オペレーティング システムで表示して使用できるハードドライブです。 | |
なし:ハードドライブはそれをオペレーティング システムから表示されなくするメタデータを含みますが、アレイ メンバーではありません。 | |
ステータス | 正常:ハードドライブが存在し、予期されたとおりに動作し、ロック解除されています。 |
ロック:ハードドライブがパスワードで保護されています。右クリック オプションを使用してロックされているハードドライブをロック解除します。注:ある RAID ボリュームに含まれるメンバー ドライブにロックされているものと、ロック解除されているものの両方がある場合、そのボリュームはロックとして表示されます。 | |
エラー発生:ハードドライブが回復可能なエラーしきい値を超えました。Intel Matrix Storage Manager option ROM のユーザ インターフェイスに表示されます。 | |
SMART イベント:ハードドライブは回復可能なエラーのしきい値を超えエラーを起こす危険があります。 | |
ハードドライブなし:ハードドライブがありません。 | |
互換性のないバージョン:ハードドライブはバージョンを通知する RAID のメタデータを含みますが、そのバージョンは RAID ソフトウェアの現在のバージョンと互換性を持ちません。 | |
障害発生:「エラー発生」と同じ状態を示します。これは Intel Matrix Storage Console に表示されます。 | |
暗号化ステータス | オン:ハードドライブが暗号化されています。 |
オフ:ハードドライブが暗号化されていません。 | |
デバイスポート | ハードドライブが接続されているシリアル ATA コントローラのポートを示します。 |
現在のシリアル ATA 転送モード | シリアル ATA コントローラとシリアル ATA ハードドライブとの間のシリアル ATA 転送モードを示します。このパラメータの標準値は次のとおりです。
|
モデル | ハードドライブのモデル番号を示します。 |
シリアル番号 | ハードドライブの製造元が提供するシリアル番号を示します。 |
ファームウェア | ハードドライブ内のファームウェアのバージョンを示します。 |
サポートされるネイティブ コマンドのキュー | ネイティブ コマンド キューをサポートするかどうかを示します。 |
ハードドライブのデータ キャッシュが有効 | データ キャッシュがアレイ内のすべてのハードドライブに対して有効になっているかどうかを示します。この機能は、ボリュームのライトバック キャッシュにより制御されます。 |
ボリューム数 | アレイのボリュームの数を示します。 |
ボリュームメンバー (1, 2) | このハードドライブがメンバーである各ボリュームの名前を示します。 |
親アレイ | このハードドライブが属する RAID アレイの名前を示します。 |
パラメータ | 値 |
使用 | 非 RAID ハードドライブ:このハードドライブは RAID アレイまたはボリュームで使用されていません。そのため、RAID のスペアまたはデータ ストレージ デバイスとして使用できます。 |
スペア:このハードドライブは、自動再構築に使用するドライブとしてマークされています。 | |
不明なハードドライブの使用:このハードドライブの使用法を判別できません。この状態は、ソフトウェアのバージョンとハードドライブの設定に互換性がない場合に起きる可能性があります。 | |
ステータス | 正常:ハードドライブが存在し予期されたとおりに動作しています。 |
エラー発生:ハードドライブが回復可能なエラーしきい値を超えました。Intel Matrix Storage Manager option ROM のユーザ インターフェイスに表示されます。 | |
SMART イベント:ハードドライブは回復可能なエラーのしきい値を超えエラーを起こす危険があります。 | |
ロック:ハードドライブがパスワードで保護されています。右クリック オプションを使用してロックされているハードドライブをロック解除します。注:ある RAID ボリュームに含まれるすべてのメンバー ドライブがロックされている場合、そのボリュームは表示されず、すべてのメンバー ドライブは 非 RAID ハードドライブとして表示されます。 | |
障害発生:「エラー発生」と同じ状態を示します。これは Intel Matrix Storage Console に表示されます。 | 暗号化ステータス | オン:ハードドライブが暗号化されています。 |
オフ:ハードドライブが暗号化されていません。 | |
デバイスポート | ハードドライブが接続されているシリアル ATA コントローラのポートを示します。 |
現在のシリアル ATA 転送モード | シリアル ATA コントローラとシリアル ATA ハードドライブとの間のシリアル ATA 転送モードを示します。このパラメータの標準値は次のとおりです。
|
モデル | ハードドライブのモデル番号を示します。 |
シリアル番号 | ハードドライブの製造元が提供するシリアル番号を示します。 |
ファームウェア | ハードドライブ内のファームウェアのバージョンを示します。 |
サポートされるネイティブ コマンドのキュー | ネイティブ コマンド キューをサポートするかどうかを示します。 |
システム ハードドライブ | ハードドライブに保護されたオペレーティング システム ファイルが含まれているかどうかを示します。 |
サイズ | ハードドライブの合計容量をギガバイトで示します。 |
名前 | 説明 |
ステータス | 正常:ハードドライブが存在し予期されたとおりに動作しています。 |
ロック:ハードドライブがパスワードで保護されています。右クリック オプションを使用してロックされているハードドライブをロック解除します。注:ある RAID ボリュームに含まれるすべてのメンバー ドライブがロックされている場合、そのボリュームは表示されず、すべてのメンバー ドライブは 非 RAID ハードドライブとして表示されます。 | |
エラー発生:ハードドライブが回復可能なエラーしきい値を超えました。Intel Matrix Storage Manager option ROM のユーザ インターフェイスに表示されます。 | |
SMART イベント:ハードドライブは回復可能なエラーのしきい値を超えエラーを起こす危険があります。 | |
障害発生:「エラー発生」と同じ状態を示します。これは Intel Matrix Storage Console に表示されます。 | |
デバイスポート | ハードドライブが接続されているシリアル ATA コントローラのポートを示します。 |
現在のシリアル ATA 転送モード | シリアル ATA コントローラとシリアル ATA ハードドライブとの間のシリアル ATA 転送モードを示します。このパラメータの標準値は次のとおりです。
|
モデル | ハードドライブのモデル番号を示します。 |
シリアル番号 | ハードドライブの製造元が提供するシリアル番号を示します。 |
ファームウェア | ハードドライブ内のファームウェアのバージョンを示します。 |
サポートされるネイティブ コマンドのキュー | ネイティブ コマンド キューをサポートするかどうかを示します。 |
サイズ | ハードドライブの合計容量をギガバイトで示します。 |
Intel® Matrix Storage Console では、Intel® Matrix Storage Manager の各機能のアクションにアクセスできます。基本モードでは、左側ペインによく使用されるアクションが表示され、右側ペインには情報 (ボリュームのステータス、詳細、および警告) と左側ペインの選択内容に関連したアクション ボタンが表示されます。これらのメニューからアクセスできる各アクションの説明を次の表で示します。
表 10. 復元ボリュームのみで利用できる 左側ペインのオプションアクション | 説明 |
ハードドライブおよびボリューム ステータスの表示 | このオプションを選択すると、ハードドライブおよびボリュームのステータスの概要が表示され、また詳細モードへ切り替えるオプションも表示されます。 |
ボリュームの更新ポリシの変更 | このオプションを選択すると、継続更新を有効または無効にすることにより、ボリュームの更新ポリシを変更できます。[継続更新の無効化] を選択すると、そのボリュームには要求時に更新ポリシが設定され、[復元ボリュームの更新] を選択して手動で更新を要求する必要があります。[継続更新 の有効化] を選択すると、自動的にボリュームが更新されます。 |
マスター ドライブ ファイルへのアクセスおよび復元ドライブ ファイルへのアクセス | これらのオプションを使用すると、Windows エクスプローラ* を使用してマスター ドライブまたは復元ドライブにあるファイルを表示できます。一方のオプションを選択すると、ボリュームが読み取り専用に設定されて、ボリュームの更新ができなくなります。ファイルの閲覧が終了したら、[マスター ドライブ ファイルの非表示] または [復元ドライブ ファイルの非表示] を選択してファイルを非表示にしてボリュームを要求時に更新ポリシに設定するか、[ボリューム更新ポリシの変更] を選択してファイルを非表示にし、ボリュームを継続更新ポリシに設定します。 |
マスター ドライブ ファイルの非表示および復元ドライブ ファイルの非表示 | このオプションは、Windows エクスプローラでマスター ドライブまたは復元ドライブのファイルにアクセスするオプションを選択した後のみに使用できます。いずれかのオプションを選択すると、ハードドライブが書き込み可能になり、ボリュームの要求時更新または継続更新が有効になります。 |
復元ボリュームの更新 | このオプションは、ボリュームが要求時に更新ポリシに設定されている場合のみ使用できます。このオプションを選択すると、マスター ドライブのデータが復元ドライブにコピーされます。前回の更新処理後の変更のみがコピーされます。 |
データをマスター ドライブに復元 | このオプションは、Intel® Matrix Storage Manager option ROM ユーザ インターフェイスを使用して復元ドライブからシステムを再起動後のみに使用できます。このオプションを選択すると、マスター ドライブのデータはすべて復元ドライブのデータで上書きされます。 |
アクション | 説明 |
RAID ボリュームの作成 | 既存のハードドライブにデータを保持したくない場合は、この作成オプションを使用して RAID ボリュームを作成します。RAID ボリュームには 2 台以上のハードドライブを使用できます。使用できる台数は、どの RAID レベルを選択するかによって異なります。Intel® Matrix RAID Technology では、1 つのアレイに 2 つのボリュームを作成できます。これには、アレイの総容量より小さいボリューム容量を選択してください。これによって、2番目の RAID ボリューム用の空のアレイスペースが残ることになります。2 番目のボリュームは、アレイの残りのスペースに自動的に作成されます。Intel Matrix Storage Console は、RAID ボリュームの作成のみを行います。作成されたボリュームはパーティションもフォーマットもされていません。Microsoft Windows* ディスクの管理ユーティリティを使用して新しい RAID ボリュームのパーティションとフォーマットを行います。暗号化が有効なシステムの場合、ウィザードを起動して RAID ボリュームを作成するには、同一の暗号化ステータスを持った非 RAID ハードドライブが少なくとも 2 台 使用可能である必要があります。 |
既存のハードドライブからの RAID ボリュームの作成 | 既存のハードドライブにデータを保持し、そのデータを 1 つ以上の追加ハードドライブにコピーする場合は、この作成オプションを使用します。この作成方法は移行と呼ばれ、ハードドライブの容量とシステムのワークロードによって異なりますが、数時間かかります。ウィザードでの処理が完了すると、移行処理を示すダイアログが表示されます。移行中にダイアログを再度開くには、移行処理を実行中のボリュームを右クリックして [移行進行状況の表示] を選択します。移行処理は、一度に 1 つのみ実行できます。複数データ ドライブを RAID ボリュームに変換する場合、一度に 1 つずつ変換する必要があります。暗号化が有効なシステムの場合、ウィザードを起動して RAID ボリュームを作成するには、同一の暗号化ステータスを持った非 RAID ハードドライブが少なくとも 2 台 使用可能である必要があります。 |
復元ボリュームの作成 | Intel® Rapid Recover Technology を使用してボリュームを作成するには、この作成オプションを使用します。このテクノロジーは、マスター ドライブから復元ドライブにデータを継続的または要求時にコピーします。マスター ドライブと復元ドライブは、アレイの使用可能なハードドライブの容量を 100% 含める必要があり、1 つのシステムに 1 つしか復元ボリュームを作成できません。復元ボリュームを作成すると、システムにRAID ボリュームを含めることはできません。また、暗号化が有効なシステムの場合、ウィザードを起動して RAID ボリュームを作成するには、同一の暗号化ステータスを持った非 RAID ハードドライブが少なくとも 2 台 使用可能である必要があります。 |
プラグ アンド プレイ デバイスの再スキャン | このオプションは、新たに取り付けまたは取り外しされたハードドライブの作成に使用します。スキャンが完了した後、詳細モード ビューに最新情報が表示されます。この操作は、Microsoft Windows のデバイス マネージャで [ハードウェア変更のスキャン] を選択した場合と同じです。 |
デバイス ペインの項目 | 説明 |
アレイ | ボリュームの作成:このオプションは、アレイがハードドライブの容量 100% を含まない 1 つの RAID ボリュームで構成されている場合にのみ使用できます。このオプションでは、RAID ボリュームの作成ウィザードに従って、アレイ上に残っている容量を使ってもう 1 つの RAID ボリュームを作成できます。詳細は、このヘルプ ファイルの「Intel® Matrix RAID Technology」を参照してください。 |
ハードドライブのデータ キャッシュの有効/無効化:ハードドライブのデータ キャッシュは、一部のハードドライブによりサポートされるパフォーマンス向上のための機能です。データ キャッシュを有効にして、ハードドライブに書き込む前にデータを一時的に保存することでパフォーマンスを向上できます。データ キャッシュを有効にすることの欠点は、システムの電源が失われるとキャッシュされているデータが失われることです。データ キャッシュを有効または無効にするには、RAID アレイを右クリックして、[ハードドライブのデータ キャッシュの有効化] または [ハードドライブのデータ キャッシュの無効化] を選択します。変更を有効にするために、コンピューターを再起動します。 | |
RAID ボリューム | ボリュームの削除:このオプションでは、既存の RAID ボリュームを削除できます。警告:RAID ボリュームを削除すると、その RAID ボリュームの一部であったすべてのハードディスク上のすべてのデータが永久的に削除されます。ボリュームを削除する前に重要なデータをすべてバックアップしてください。 |
ボリュームの変更:このオプションでは、RAID ボリュームに次の変更を行えます。ボリューム名の変更、RAID レベルの移行 (RAID 0、RAID 1、または RAID 10 のボリュームから RAID 5 ボリュームへの移行など)、および 使用可能なアレイ領域を 100% 利用するかハードドライブを追加することによるボリューム容量の拡張などです。 | |
ボリューム データの確認:このオプションは、RAID ボリュームのデータを確認します。確認プロセスが完了したら、ダイアログが開いて、確認エラーの数と検出されたメディア エラーの数が表示されます。 | |
ボリューム データの確認と修復:このオプションは、RAID ボリュームのデータを確認して修復します。確認と修復のプロセスが完了したら、ダイアログが開いて、検出されて修復された確認エラーの数と検出されたメディア エラーの数が表示されます。 | |
ボリュームのライトバック キャッシュの有効/無効化:ボリューム ライトバック キャッシュを有効にすると、I/O スループットと応答性が向上しますが、電源障害時やシステム エラー時のデータ保護機能が低下する場合があります。このオプションの変更時には再起動する必要はありません。 注:データ保護のために、無停電電源装置 (UPS) の実行中ボリューム のライトバック キャッシュは一時的に無効になります。 |
|
ボリュームの作成進行状況の表示:このオプションは、新しいボリュームの作成中のみ使用できます。このオプションを選択すると、ダイアログ ボックスが開いて、作成の進行状況が「% 完了」として表示されます。 | |
移行進行状況の表示:このオプションは、移行中のみ使用できます。このオプションを選択すると、ダイアログ ボックスが開いて、移行の進行状況が「% 完了」として表示されます。 | |
ボリュームの復元:このオプションは、障害を起こしたハードドライブが物理的に復元され、次の条件が満たされた後にボリュームを復元します。故障した RAID ボリュームの一部であったハードドライブが元に戻されたハードドライブがシステムから取り外されていた間、そのハードドライブ上のデータがアクセスされなかった | |
復元ボリュームに変換:このオプションは、アレイのハードドライブの容量を 100% 含む RAID 1 ボリュームのみで使用できます。アレイは 2 台のハードドライブのみの構成とします。RAID 1 ボリュームが変換されると、そのボリュームは Intel® Rapid Recover Technology を使用します。手順の説明は、「ボリューム変換オプション」のセクションを参照してください。 | |
復元ボリューム | ボリュームの削除:このオプションでは、既存の復元ボリュームを削除できます。警告:復元ボリュームを削除すると、マスターおよび復元ドライブ上のデータはすべて永久的に削除されます。ボリュームを削除する前に重要なデータをすべてバックアップしてください。 |
ボリュームの変更:このオプションでは、復元ボリュームに次の変更を行えます。ボリューム名の変更、マスター ドライブと復元ドライブの交換、および更新ポリシの変更。 | |
ボリューム データの確認:このオプションは、復元ボリュームのデータを確認します。確認プロセスが完了したら、ダイアログが開いて、確認エラーの数と検出されたメディア エラーの数が表示されます。 | |
ボリューム データの確認と修復:このオプションは、復元ボリュームのデータを確認して修復します。確認と修復のプロセスが完了したら、ダイアログが開いて、検出されて修復された確認エラーの数と検出されたメディア エラーの数が表示されます。 | |
ボリュームのライトバック キャッシュの有効/無効化:ボリューム ライトバック キャッシュを有効にすると、I/O スループットと応答性が向上しますが、電源障害時やシステム エラー時のデータ保護機能が低下する場合があります。このオプションの変更時には再起動する必要はありません。 注:データ保護のために、無停電電源装置 (UPS) の実行中ボリューム のライトバック キャッシュは一時的に無効になります。 |
|
継続更新の無効化:このオプションを選択すると、更新ポリシが「要求時」に変更されます。次にボリュームを右クリックして [ボリュームの更新] を選択して、手動で更新を要求する必要があります。 | |
ボリュームの更新:このオプションは、ボリュームが要求時に更新ポリシに設定されている場合のみ使用できます。このオプションを選択すると、マスター ドライブのデータが復元ドライブにコピーされます。前回の更新処理後の変更のみがコピーされます。 | |
ボリュームの更新進行状況の表示:このオプションは、新規の復元ボリュームが作成されるときまたは要求時に更新ポリシで [ボリュームの更新] を選択するときのみに使用できます。 | |
ボリュームの更新処理のキャンセル:このオプションは、新規の復元ボリュームが作成されるときまたは要求時に更新ポリシで [ボリュームの更新] を選択するときのみに使用できます。 | |
データをマスター ドライブに復元:このオプションは、Intel® Matrix Storage Manager option ROM ユーザ インターフェイスを使用して復元ドライブからシステムを再起動後のみに使用できます。このオプションを選択すると、マスター ドライブのデータはすべて復元ドライブのデータで上書きされます。 | |
復元進行状況の表示:このオプションは、マスター ドライブへの復元が進行中の間のみ使用できます。このオプションを選択すると、ダイアログ ボックスが開いて、復元の進行状況が「% 完了」として表示されます。 | |
復元処理のキャンセル:このオプションは、マスター ドライブへの復元が進行中の間のみ使用できます。このオプションを選択すると、復元ドライブのデータのマスター ドライブへのコピー処理がキャンセルされます。 | |
マスター ドライブ ファイルへのアクセスおよび復元ドライブ ファイルへのアクセス:これらのオプションを使用すると、Windows エクスプローラ* を使用してマスター ドライブまたは復元ドライブにあるファイルを表示できます。一方のオプションを選択すると、ボリュームが読み取り専用に設定されて、ボリュームの更新ができなくなります。ファイルの閲覧が終了したら、[マスター ドライブ ファイルの非表示] または [復元ドライブ ファイルの非表示] を選択してファイルを非表示にしてボリュームを要求時に更新ポリシに設定するか、[ボリューム更新ポリシの変更] を選択してファイルを非表示にし、ボリュームを継続更新ポリシに設定します。 | |
マスター ドライブ ファイルの非表示および復元ドライブ ファイルの非表示:このオプションは、Windows エクスプローラでマスター ドライブまたは復元ドライブのファイルにアクセスするオプションを選択した後のみに使用できます。一方のオプションを選択すると、ハードドライブが書き込み可能になり、ボリュームの更新が有効になります。 | |
RAID 1 ボリュームへ変換:このオプションでは、復元ボリュームを RAID 1 ボリュームに変換できます。手順の説明は、「ボリューム変換オプション」のセクションを参照してください。 | |
RAID ハードドライブ | ポート LED の有効化:このオプションにより、ハードドライブが接続されているポートを識別できます。識別されるとポートが光り、自動的にタイムアウトします。注:このオプションは、使用されているポートにのみ利用できます。 |
ハードドライブのロック解除:このオプションは、1 台以上のハードドライブがロックされている場合にのみ利用できます。ロックされているハードドライブは、ロック アイコンが付加されてデバイス ペインに表示され、情報ペインでは「ロック」ステータスで表示されます。ロックされているハードドライブを右クリックし、メニューから [ハードドライブのロック解除] を選択します。次に、選択したハードドライブをロック解除するためのパスワードを入力するようプロンプトが表示されます。現段階では、Intel® Matrix Storage Console からハードドライブをロックすることはできません。 | |
非 RAID ハードドライブ | スペアとしてマーク:警告:非 RAID ハードドライブをスペアとしてマークすると、そのドライブ上のすべてのデータは永久的に削除されます。ドライブをスペアとしてマークする前に重要なデータをすべてバックアップしてください。これによって、ハードドライブが自動再構築の移行先ドライブとしてマークされます。ハードドライブをスペアとしてマークするには、デバイス ペインで非 RAID ハードドライブ リストに表示されているハードドライブを 1 つ右クリックして、[スペアとしてマーク] を選択します。 |
ハードドライブを非 RAID にリセット:スペアとしてマークされている非 RAID ハードドライブのみをリセットできます。デバイス ペインで [非 RAID ハードドライブ] のリストにあるスペア ハードドライブを右クリックして、表示されるメニューで [ハードドライブを非 RAID にリセット] を選択します。RAID アレイのメンバーであったこのドライブは非 RAID ドライブになります。 | |
このハードドライブに再構築:このオプションは、メンバー ドライブの故障によって RAID 1、5、または 10 ボリュームが劣化した場合、あるいは復元ボリュームのマスター ドライブが故障したかなくなった場合にのみ表示されます。このオプションの使用手順の詳細は、「データをマスター ドライブに復元」または「RAID ボリュームの復元」セクションを参照してください。 | |
ポート LED の有効化:このオプションにより、ハードドライブが接続されているポートを識別できます。識別されるとポートが光り、自動的にタイムアウトします。注:このオプションは、使用されているポートにのみ利用できます。 | |
ハードドライブのロック解除:このオプションは、1 台以上のハードドライブがロックされている場合にのみ利用できます。ロックされているハードドライブは、ロック アイコンが付加されてデバイス ペインに表示され、情報ペインでは「ロック」ステータスで表示されます。ロックされているハードドライブを右クリックし、メニューから [ハードドライブのロック解除] を選択します。次に、選択したハードドライブをロック解除するためのパスワードを入力するようプロンプトが表示されます。現段階では、Intel® Matrix Storage Console からハードドライブをロックすることはできません。 |
暗号化が有効なシステム:システムで同一の暗号化ステータスを持った非 RAID ハードドライブが少なくとも 2 台
使用可能でないかぎり、ボリュームの作成ウィザードにはアクセスできません。また、ボリュームは、暗号化されているか暗合化されていないかの同じ暗号化ステータスを示すメンバー ハードドライブでのみ作成できます。
復元ボリュームの作成
復元ボリュームは Intel® Rapid Recover Technology を使用して、指定したマスター ドライブ(通常はシステム ドライブ)から指定した復元ドライブにデータをコピーします。マスター ドライブと復元ドライブは、アレイの使用可能なハードドライブの容量を 100% 含める必要があり、1 つのシステムに 1 つしか復元ボリュームを作成できません。また、復元ボリュームを作成すると、システムに RAID ボリュームを含めることはできません。
下記の手順で、復元ボリュームを作成します。その際、マスター ドライブのデータを復元ドライブに継続的にコピーするか、要求時にコピーするかを指定できます。継続更新ポリシを使用すると、マスター ドライブのデータに行われた変更は、復元ドライブが接続されてオンラインになったときに自動的に復元ドライブにコピーされます。要求時に更新ポリシを使用する場合は、復元ドライブのステータスは自動的にオフラインに設定されます。このため、復元ドライブ上のデータをマスター ドライブにコピーし戻すことで、マスター ドライブ上のデータを前の状態に復元することができます(この手順は、「マスター ドライブ上のデータを前の状態に戻す」セクションを参照してください)。
上記は互いに排他的なオプションですので、RAID ボリュームの変更ウィザードでは、1 つの選択肢のみに制限されます。RAID レベルの移行を含む移行の完了に必要なだけ、何度もボリューム変更プロセスを実行する必要があります。ボリューム容量の拡張ではオペレーティング システムを再インストールする必要はありません。
使用可能なアレイ領域を 100% 利用する
以下の手順に従って、使用可能なアレイ領域を 100%
利用することにより、ボリューム容量を増やします。
1 台以上のメンバー ハードドライブを追加する
以下の手順に従って、1 台以上のメンバー ハードドライブを追加することにより、ボリューム容量を増やします。
復元ドライブを交換する
マスター ドライブを交換する
マスター ドライブが故障したかシステムから取り外されてなくなった場合、新しいマスター ドライブを取り付け、その新規ドライブにマスター ボリュームを再構築する必要があります。
インテル ストレージ機能 | |
Intel® Matrix Storage Manager | Intel Matrix Storage Manager は、モバイル システムで電源機能を有効にしてパフォーマンスを向上させ、他のシステムではパフォーマンスおよび保護機能を向上するシリアル ATA ストレージ ソフトウェアです。 |
Intel Matrix Storage Manager ドライバ | Intel Matrix Storage ドライバは、ストレージ サブシステムのパフォーマンスと信頼性を向上させるために設計されたソフトウェアです。 |
Intel Matrix Storage Manager option ROM | Intel Matrix Storage Manager option ROM は、システム BIOS に組み込まれたコードモジュールで、RAID ボリュームへのブート サポートおよび RAID ボリュームの設定と管理を行うためのユーザ インターフェイスを備えています。 |
Intel® Matrix RAID Technology | Intel Matrix RAID Technology は、1 つのアレイ内で 2 つの独立 RAID ボリュームを作成、管理、および使用できるソフトウェアです。 |
Intel® Rapid Recover Technology | Intel Rapid Recover Technology を利用すると、マスター ドライブから復元ドライブにデータを継続的または要求時にコピーできます。このテクノロジーを利用するには、復元ボリュームを作成します。 |
Intel® Matrix Storage Console | Intel Matrix Storage Console は、サポートされているオペレーティング システム内でシリアル ATA AHCI および RAID サブシステムの管理インターフェイスを提供するソフトウェアです。 |
RAID 用語 | |
自動再構築 | RAID 1、5、または 10 メンバーに故障したかメンバーがない場合に、RAID ボリュームを復元する処理。スペアドライブが存在する場合は、RAID ソフトウェアは故障したハードドライブの代替としてそのドライブを使用します。自動構築プロセスは、RAID 1 メンバーが削除され、ミラーリングを再設定するために再度挿入された場合にも行われます。RAID 0 ボリュームでは、自動再構築プロセスを使用できません。 |
自動回復 | ディスクがなかったためにエラーとなったボリュームを自動的に回復する処理。RAID 0 ボリュームでは、メンバーディスクがすべて存在するのにボリュームがエラーとなった場合、Intel Matrix Storage Manager option ROM はそのボリュームを「 障害発生」とマークします。冗長 RAID ボリュームでは、最近削除されたメンバーディスクが交換されて、十分な非エラーディスクが存在する場合、ボリューム状態は[劣化] に変更されます。 |
継続更新ポリシ | 復元ボリュームがこのポリシを使用すると、マスター ドライブと復元ドライブの両方がシステムに接続されている場合にマスター ドライブのデータが復元ドライブに自動的にコピーされます。 |
RAID | Redundant Array of Independent Drives の略:RAID は、複数のハードドライブにわたってデータ冗長を提供またはデータストレージのパフォーマンスを強化できるようにデータを構成します。 |
RAID アレイ | 物理ハードドライブの論理グループ。 |
マスター ドライブ | 復元ボリューム内でソース ドライブに指定されたハードドライブ。 |
メンバー | RAID アレイ内で使用されるハードドライブ。 |
要求時の更新ポリシ | 復元ボリュームがこのポリシを使用する場合、要求時にマスター ドライブのデータが復元ドライブにコピーされます。前回の更新処理後の変更のみがコピーされます。 |
パススルードライブ | RAID ボリュームに含まれないが、独立したディスクとしてオペレーティング システムで使用可能なハードドライブ。 |
RAID ボリューム | オペレーティング システムでは1台の物理ハードドライブとしてみなされる RAID アレイ全体に割り当てられる固定容量。各 RAID ボリュームは、データ冗長性の提供またはデータストレージのパフォーマンスの向上のために特定の RAID レベルを使用して作成されます。 |
RAID レベル | 読み取り/書き込みのパフォーマンスやフォールト トレランスを向上させるために RAID ボリュームにデータを保存および管理する方法を定義する一連の特徴。 |
RAID 0 (ストリップ) | RAID ボリューム上のデータはアレイのメンバー間にストライプされます。ストライピングでは、データはブロック単位に分割され、データ冗長を作成しないでメンバー間に分配されるので、読み取り/書き込みパフォーマンスが向上します。 |
RAID 1 (ミラーリング) | RAID ボリューム上のデータはアレイのメンバー間にミラーリングされます。ミラーリングは、重複データを各メンバーに書き込み、データ冗長とフォールト トレランス RAID 1 の主要機能を説明するのに使用される用語です。 |
RAID 5 (パリティ付きストライピング) | RAID ボリューム上のデータとパリティーがアレイのメンバー間にストライプされます。パリティー情報は、アレイのメンバー間にデータと共にパリティーを回転式に書き込みます。この RAID レベルは、効率、フォールト トレランス、およびパフォーマンスの向上に適した構成です。 |
RAID 10 (ストライピングとミラーリング) | 情報が 2 つのディスクアレイ間にストライプされてシステムのパフォーマンスを向上させる RAID レベル。アレイ上の各ドライブはフォールト トレランスをサポートするためにミラーリングされます。RAID 10 は RAID 0 のパフォーマンスの利点と RAID 1の冗長性を提供しますが、4台のディスクドライブが必要です。 |
復元ドライブ | 復元ボリューム内でターゲットドライブに指定されたハードドライブ。 |
復元ボリューム | Intel Rapid Recover Technology を使用するボリューム。 |
ストリップ | ストリップとは、RAID 0、RAID 5、または RAID 10 ボリューム内の単一物理ハードドライブ上で使用される、論理的に連続したデータブロックの配置方法を示します。キロバイトで示します。 |
ストライプ | ある RAID ボリューム内の複数の物理ハードドライブに渡る 1 つの水平軸上の全ストリップの合計。 |
メタデータ | メタデータは「データについてのデータ」または「情報についての情報」を意味します。RAID ボリュームでは、メタデータはユーザ ファイルとシステムファイルがその RAID ボリュームに保存される方法についての情報です。 |
移行 | システムのデータストレージ設定を非 RAID 設定 (パススルー) から RAID 設定に変換する処理。 |
RAID レベルの移行 | システムのデータストレージ設定をある RAID レベルから他のレベルに変換する処理。 |
ボリューム容量の拡張 | 使用可能なアレイ領域を 100% 利用するか、1 台以上のメンバー ハードドライブを追加することにより、既存ボリュームの容量を増やすプロセス。 |
暗号化ステータス | ボリュームとハードドライブの通常データがセキュリティ レベルを向上するために、読み取りできない形式にエンコードされているかどうかを示します。 |
暗号化済み | RAID ボリュームの作成、既存のハードドライブから RAID ボリュームを作成、復元ボリュームの作成、および RAID ボリュームの変更ウィザードにおいて、ハードディスクの説明の最後に付加されるハードドライブ暗号化ステータスの値。 |
ロックされているハードドライブ | セキュリティ レベルを向上させるためにパスワードで保護されているハードディスクであり、有効なパスワードを使用してロック解除することができます。 |
スペア ハードドライブ | RAID メンバーが故障したかメンバーがない場合に、自動構築のターゲットとして自動的に使用されるように RAID ソフトウェアにより指定されたシリアル ATA ハードドライブ。RAID レベル 0 はスペアを使用できません。RAID レベル 1、5、および 10 では 1 台以上のスペアを使用できます。 |
ポート LED の有効化 | システムに存在する特定ハードドライブに接続されているポートを参照するためのアクション。 |
ボリュームの初期化 | RAID 5 ボリュームのパリティーの初期化または、ミラー ドライブ上のデータの各ブロックが RAID 1 ボリュームと RAID 10 ボリュームのソースハードドライブのデータの同等なブロックと同一であることを確実にする処理。 |
ストレージ用語 | |
RAID コントローラ | 読み取りと書き込みのパフォーマンスまたはフォールト トレランスを向上させるために RAID アレイおよび RAID ボリュームの作成および管理を行う RAID コントローラ。 |
シリアル ATA コントローラ | シリアル ATA コントローラは、システムの I/O コントローラ ハブに組み込まれています。このコントローラは、シリアル ATA デバイスを管理し、システムへのインターフェイスとして動作します。 |
AHCI | Advanced Host Controller Interface: ストレージ ドライバがネイティブ コマンド キュー、ネイティブ ホット プラグ、電源管理などの高度シリアル ATA 機能を使用できるようにするインターフェイス仕様。 |
ホット プラグ | システムの電源がオンのときに予告なしに行われるシリアル ATA ハードドライブの削除および挿入。 |
ネイティブ コマンドのキュー | 1 台のハードドライブで同時に複数のコマンドを未完了にするシリアル ATA のコマンドプロトコル。コマンドは、ハードドライブのパフォーマンスを向上させるために動的に再配列されます。 |
ATAPI デバイス | CD-ROM、CD-RW、DVD-ROM、テープドライブなど、パラレル インターフェイスを持つ大容量ストレージ デバイス。 |
SATA (Serial Advanced Technology Attachment の略) | 主にハードディスクとのデータ転送のために設計されたコンピュータ バス テクノロジー。PATA (パラレル ATA) テクノロジーを継承します。 |
PATA (Parallel Advanced Technology Attachment) | AT Attachment (ATA) はパーソナル コンピュータ内のハードディスクと CD-ROM などのストレージ デバイスを接続するための標準インターフェースです。シリアル ATA (SATA) の開発後に、元の ATA が対比的にパラレル ATA と呼ばれるようになりました。また、IDE (Integrated Device Electronics) としても知られます。 |
シリアル ATA ハードドライブ | シリアル ATA コントローラと通信するためにシリアルプロトコルを使用するデータ送信を行うインターフェイスを持つハードドライブ。 |
eSATA | 外付け SATA ドライブ。 |
シリアル ATA ストレージ サブシステム | シリアル ATA ハードドライブでデータを保存するために関連したシステム上のすべてのハードウェアとソフトウェア。 |
シリアル ATA 転送モード | シリアル ATA コントローラとシリアル ATA ハードドライブが相互に通信する速度。 |
大セクター ハードドライブ | 論理セクター サイズ ½ KB のシリアル ATA ハードドライブ。これらのハードドライブは物理セクター サイズ ½ KB、1 KB、2 KB、または 4 KB を持つことができます。これらのドライブの任意の組み合わせを単一アレイ内で使用することができます。大セクターのハードドライブで作成したボリュームの論理セクター サイズは ½ KB で、物理セクター サイズはアレイ内の最大物理セクター サイズを持つハードドライブの物理セクター サイズとなります。詳細モードの情報ペインに、ハードドライブやボリュームの論理および物理セクター サイズが表示されます。 |
SMART イベント | 自己モニタリング、分析とレポート テクノロジ:ハードドライブの状態を自動的に監視して発生する可能性がある問題を通知するハードドライブとソフトウェアのシステム開発用のオープン規格。 |
ハードドライブのデータ キャッシュ | 頻繁に使用するデータ セクターを一時的に保存してアクセス速度を高める、ハードドライブ内のキャッシュ メモリ。結果としてハードドライブ全体のパフォーマンスが向上します。 |
ボリュームのライトバック キャッシュ | 頻繁に使用するデータ セクターを一時的に保存してアクセス速度を高め、RAID ボリュームの操作を最適化するための、ボリューム内のキャッシュ メモリ。結果として、ボリュームの読み取り/書き込みのスループットと応答性が向上します。 |
リンクの電源管理 | シリアル ATA デバイスを省電状態にするシリアル ATA コントローラの機能。 |
非同期通知 | ATAPI デバイスがシリアル ATA コントローラに、そのデバイスが介入を必要としていることを通知できるようにします。 |